早期英語教育とは
小学校英語教育必修化について思うこと(U)
中学校・高等学校における英語教育との関係
「小学校に英語が必要なのか?」賛否両論がある中で、私なりに
「外国語専門部会の審議状況報告書」を読み解いてみました。
教育課程実施状況調査の結果によると、
「英語が大切である」、「ふだんの生活や社会に出て役立つ」と考えている中学生は、
他の教科に比べると多いそうです。
しかしながら、
英語が好きだという割合は、学年が上がるにつれて減少する傾向にあり、
英語の授業が「分からないことが多い」、「ほとんど分からない」生徒の割合が、
中学校1年で2割、中学校3年で3割近くあるというのも現実です。
※ 2002年(以前の計画どおり)に、小学校英語教育が必修化されていれば…
この、「分からない」と答えた生徒の数は減っていたのではないかと思うのは
私だけでしょうか?
中学校の英語教育は、
聞く事、話すことに重点を置くこととされていますが、同時に、読むこと、書くことも
取り扱うこととされていて、私自身も、四技能を一度に取り扱うことの難しさを実感
させられたものでした。
さらに、現在は、
経済や産業のグローバル化が進み、国際社会で活躍し貢献する日本人の育成が
求められているために、中学校・高等学校の英語教育は「実践的コミュニケーション」
能力を重視した方向に変わってきています。
そこで、頭も心も柔軟で適応力のある小学生時代に、聞くことと、話す事を少しずつ
始めることで、国際理解や国際コミュニケーションに対する意欲と関心を引き出し、
この分野の能力育成につなげようというのが、小学校英語教育必修化の狙いだとは
思うのですが…
ちょっとだけ、引っかかることがありまして…。
外国語専門部会は、高等学校の教育までを見据えて、小学校、中学校、高等学校の
教育目標についての方向性を提示しています。
その中で、気になったのが、
中学校では、小学校の英語活動を通じて、英語を聞くこと、話すことについての
一定の素地があることを踏まえて、読むこと、書くことを含めて四つの言語活動を
調和のとれた形で充実させることが適当である…とする、太字の部分です。
一定の素地とは、どの程度のものなのか?
もっと深く読めば、中・高等学校の英語教育は「確固たる基礎ができているものとしての
カリキュラムが組まれている」と考えるべきではないでしょうか?
( ※ 注 : これは、あくまでも私個人の解釈です。 )
小学校英語教育必修化
小学校の5〜6学年で、週1回程度(年間35単位時間)道徳や特別活動のような形か
「総合的な学習の時間」で英語活動行うという提言をもとに、学習指導要領の見直しが
進められ、早ければ18年度に改定される見通しです。
今後の議論を行方をしっかり、チェックするとともに…今のうちから、家庭での取り組みを
始めておく必要があるのだな!と強く思いました。
2006年06月27日 14:47

