脳の成長

手と手を握り合う

おかあさんといっしょに英語学習をしている、子供たちの生活の中に「遊び」「学び」と

ともに「お手伝い」の時間が位置づいていますか?

子供の脳は、豊かな環境のなかでステキな刺激を受けて、育ちます。

目と耳からの刺激だけでなく、手をいっぱい使った「手仕事」「手作業」を通して、

手先を器用に動かし、手順によって仕事をし、手際よく物事を解決していく能力を

身につけてあげて下さい。

※ 五感:味覚、聴覚、視覚、臭覚、触覚

(子供にとって、触覚は五感の中で重要度が高いです。)

手、特に指先には、たくさんの神経が高密度で集中しています。

手がいかにすごい能力を持っているか…漢字で確認してみましょう。

「抱く・握る・撫でる・打つ・払う・持つ・押す・振る・掴む・挟む・摘む・搾る・折る

・撒く・揉む・描く・指す・掘る・抜く・拝む・投げる・揺らす・揃える・操る・掴む・

摂る・捕る・撮る・担う」…手偏の漢字は、まだまだ、いくらでもあります。

この漢字、全部、読めますよね?! 

また、手偏以外にも「編む・縛る・剥ぐ・弾く」など、生活の中には手の動作が

たくさんあります。

この手で、子供の手を握り、髪を撫で、身体を抱きしめ、いっしょに手仕事をしながら

ステキな刺激を与えてあげて下さい。

手や指は、道具を使いこなしながら神経を発達させると同時に、その発達を通して

人間の感情や意思を伝え合う道具になっていくことを、しっかり認識させてあげて

下さい。

便利な現代の暮らしは、実は、手の機能を発達させず、人間の手を不器用にし、

手加減がわからず、手順と手際の悪さを生み出していく環境にあります。

毎日の暮らしの中でも、おかあさんが使う全自動洗濯機、電子レンジ、掃除機などの

家電製品は、すべて「押す」作業ですネ。

( そう考えてみると…朝起きてから、夜寝るまで「押す」作業だけで片付いてしまう

…と、いうのは言いすぎかしら?! )

でも、これは「文明」や「文化」だと言って、私達が追い求めてきたものでもある訳で、

それはそれとして便利な機能は有効に使うべきだと思います。

そうやって、空き時間を作って、子供といっしょに遊べばいいだけのこと!!

子供はおかあさんが、大好きです。

子供はおかあさんの手が、大好きです。

黙って手と手を握り合うだけで、相手に感情を伝えたり、背中や髪をやさしく撫でて

もらうだけで、幸せになれるのです。

「あやとり」しましょ!

「折り紙」しましょ!

手と手を握り合い…しっかり抱きしめて、明日を担う子供を育てて下さい。

2006年08月16日 10:38